「Windows ストアアプリのWonbeだ」
「またWonbeかよ! Wonder Witch版からどれだけ転用すれば気が済むのだ」
「いやいや。実はWonbeにはCによる実装とC#による実装の2ラインがあるの。両者は別物」
「えっ? 中身が違うの?」
「このバージョンは、より新しいC#ベースの実装。Azureワンべぇとして公開しているWeb版がベースになっているわけ。だから、基本的にBASICコードでHTMLを吐き出して、WebViewで結果を見る仕組み。インタラクティブ性はほとんど無い代わりに、HTML5で表現できるものは基本的に何でも表現できる。SVG書かせればグラフィックだって自由自在。こんな感じ」
「へー」
「ただ、1つだけクセがあるので注意が必要」
「クセって何?」
「print文の最後で改行するとき、デフォルトで<br />を挿入してしまうのだ」
「自分でタグを書かせて自由に描画できないじゃん」
「そのときは、print文の最後に";"を入れて、改行させないようにすれば対処できる。上のサンプルもそう書いてある」
「へー」
「Web版と同じ制約だけどね」
「そうか。そこまで移植されているわけだね」
「だから同じサンプルソースが動く」
「なるほど」
「あとはWonbe全部同じだけど、gosubでローカル変数をpushするので、returnで小文字変数名のローカル変数の値は消えるのでよろしく」